【画像の遅延読み込み】初回表示を速くするテクニックと実装の注意
公開:2026年9月2日 ⏱ 約4分で読めます ✍️ ハル
【画像の遅延読み込み】初回表示を速くするテクニックと実装の注意
記事に画像を何枚も入れると、ページを開いた瞬間に全部読み込もうとして、表示が重くなります。そこで役立つのが「遅延読み込み(lazy load)」です。これは、画面に入ったタイミングで画像を読み込む仕組みで、初回の表示を優先して速くできます。私はこの技術を入れてから、ロングかつ画像が多い記事の読み込み体感がかなり良くなりました。この記事では、その仕組みと注意点を紹介します。
この記事で分かること:
- 遅延読み込みとは何か、なぜ初回表示を速くするか
- 実装の簡単さと(WordPress等での)設定のコツ
- 遅延読み込みの注意点とバランスの取り方
遅延読み込みとは「必要になるまで待つ」仕組み
通常のブログは、ページを開くと画像を全部先に読み込みます。遅延読み込みは反対に、「その画像が画面の中に入りそうになるまで読み込まない」働きをします。最初の画面(ファーストビュー)を速く見せたいとき、下の方にある何枚も画像は「必要な前まで」先延ばしにできます。
なぜ初回表示が速くなるのか
最初の画面に必要な画像だけを読み込むので、下までスクロールしない読者は、重たい下位の画像を読み込まずに済みます。結果として、ページを開いてから表示しきるまでの時間(LCP)が短くなり、読者は「はやい」と感じます。私のブログでは、画像が多い記事の読み込み体感が数秒改善しました。
実装のコツ(初級・上級)
初級:プラグインや機能でONにする
WordPressには、設定やプラグインで「遅延読み込み」を有効にできるものがあります。画像に、読み込みを遅らせるための特別な処理が自動で付きます。
上級:手動で属性を付けて細かく制御する
より細かくしたいなら、画像タグに「先読み用」の属性を追加して対応します。たとえば、画像の表示幅や優先順位を、HTML上でいくつか調整できる仕組みです。
私の場合、初めはプラグインの自動設定で楽をし、必要に応じて手動で調整する形にしています。
注意点:遅延読み込みの落とし穴
注意1:最初の画面のメイン画像まで遅延させない
最初の画面(LCPになる画像)まで遅延させてしまうと、逆に遅くなります。ヘッダーやアイキャッチなど「最初に見せる画像」は、遅延させずすぐ読み込むのが基本です。
注意2:検索エンジンが取りこぼさないか確認する
遅延読み込みの実装を間違えると、検索エンジンが画像のそばを取りこぼすことがあります。実装後は、画像が見えているか、検索ツールで画像が正しく拾われているかを確認します。
注意3:過剰な自動化は逆効果のことがある
無理にプラグインを重ねて自動処理だけで本番に挑むと、途中で表示が崩れたり、速度が逆に落ちたりすることがあります。実装後は必ず実機(スマホ・PC)で表示を確認します。
バランスの取り方
- 最初の画面は画像を素早く、下の画像は必要時に読み込む「使い分け」
- 画像自体の圧縮(前回のWebP化)とセットで使うと効果が倍増する
- ページ全体の重さを確認してから、どれで遅延するかを決める
まとめ
- 遅延読み込みは画面に入ったタイミングで画像を読み込み、初回表示を速くする
- プラグインや自動設定で手軽に始められる
- 最初の画面のメイン画像まで遅延させないことが重要
- 実装後は検索エンジンや実機で画像と速度を取りこぼさないか確認する
- 画像圧縮と組み合わせて「最小限・快適」の両立を目指す