【サーバー移設】ブログを別サーバーへ引っ越す前に知っておきたい手順と落とし穴
公開:2026年7月19日 ⏱ 約4分で読めます ✍️ ハル
【サーバー移設】ブログを別サーバーへ引っ越す前に知っておきたい手順と落とし穴
レンタルサーバーの乗り換えは、やろうと思った日にできる作業ではありません。私はかつて更新頻度が高いブログを別サーバーへ移設したことがありますが、DNSの切り替えタイミングを誤って、半日ほど表示が真っ白になる事故を起こしました。この記事では、その経験を基に、本番を壊さずに引っ越す手順と、陥りやすい落とし穴をまとめます。
この記事で分かること:
- 移設する前夜に準備しておくこと
- DNSとSSLの正しい切り替え順番
- 新規サーバーで確認すべき項目
移設前:バックアップと現状調査が8割
サーバー移設で失敗する人の多くは「新サーバーと旧サーバーの構造が違う」ことに後で気づきます。まず今のサーバーで以下を全部書き出しましょう。
- 使っているフォルダ構成とパーミッション
- PHPのバージョンと必要な拡張機能
- データベースの文字コード(私はUTF-8系で統一)
- 独自ドメイン以外に使っているサブドメインやメールアドレス
時間をかけて作る「全量バックアップ」
WordPressであればプラグインで全量バックアップ、もしくはFTPで wp-content と .htaccess を丸ごと退避します。私が移したときはファイル数が約3万件あり、数百メガバイトの圧縮に2時間くらいかかりました。途中で切れないよう、分割バックアップにしておくと安心です。
引っ越し当日:ファイルとDBを移して動作確認
ステップ1:新サーバーにデータを流し込む
FTPで解凍したファイル一式を新しい公開ディレクトリへ挙げ、DBをインポートします。ここは旧サーバーのスペックに依存するので、ゆっくり確実に。
ステップ2:ドメインと設定を論理的に仮合わせ
新サーバー側だけで動くか、作業前にある程度テストします。私は新サーバーの一時URLで表示確認し、その後で正式ドメインに切り替えました。この「いったん仮合わせ」があるだけで本番トラブルの9割は防げます。
DNS切り替え:ここが一番の落とし穴
移設で一番失敗しやすいのがDNSとSSLの順番です。
正しい順番は「データ導入 → 反映 → キャッシュ再発行」
- Aレコード(またはCNAME)を新サーバーへ向ける
- 新サーバー側でSSL証明書を発行・再取得する
- 各種キャッシュ(CDNやWordPressプラグイン、ブラウザキャッシュ)をクリアする
私がやらかしたのはSSLを先に失効させたままDNSを切り替えてしまったことです。結果、読み込みエラーが続き、慌てて旧証明書に戻して半日を無駄にしました。キャッシュのTTL(有効期間)を短く設定しておけば、切り替え後の反映は数時間で落ち着きます。
切り替えたら必ず見る3点
- 表示がHTTPSの緑鍵になっているか
- 検索コンソールで「ドメインのカバレッジ」にエラーが出ていないか
- トップから下層記事3つくらいまで一通り開けるか
移設後にやめるべき作業(my心得)
移設直後は順位が上下することがあります。「サーバー移しただけで順位が落ちた」と焦って元に戻すのは一番の遠回りです。検索エンジンが新サーバーを認識するまで、最低2〜3週間は見守りましょう。
まとめ
- 移設の成否は「事前のバックアップ」と「現状調査」でほぼ決まる
- 新サーバーで仮URLによる事前確認をしてから正式切り替えを
- DNS・SSL・キャッシュの順番を間違えると表示が崩れる
- 期待値を持つためにキャッシュTTLを短くしておく
- 移設直後の順位上下は正常、2〜3週間は見守る